情報処理技術者試験ナビ

当サイトは準備中です。

PM 21春 午後Ⅰ 問2 設問2

問題

〔委託先の選定方法の検討〕
 T社では提案内容の評価基準を策定する際には,要求仕様の理解度,記述内容の具体性,計画の妥当性,及び経験・スキルの四つの評価軸について,各プロジェクトのPMが評価項目を設定することを規定している。②U課長は,表1の評価項目を設定した上で,提案内容の優れた委託先を選定できること,及びもう一つのメリットを期待して,次に述べる提案内容と提案価格を総合的に評価する選定方法を採用することにした。選定方法について社内の委託先の管理部門である調達部の承認を得た後,複数の会社に提案依頼を行うことにした。

f:id:honmurapeo:20161224182741p:plain

⑴ 提案内容の評価方法
 表1のとおり,評価軸に基づいて合計11個の評価項目とそれぞれの配点 を設定し,各評価項目の得点の合計を提案内容の得点(以下,内容点という)とする。広範囲にわたる業務の変更への対応を伴う難易度の高い第二期システムの開発を考慮し,今回の選定では要求仕様の理解度及び記述内容の具体性の二つの評価軸を特に重要視して配点を高くする。また,内容点に関する基準点として500点を設定し,この基準点を使用することで適正な委託先を選定できるようにする。

⑵ 提案価格の評価方法
 提案価格については,想定される開発規模を基に設定した予算枠(以下,想定金額という)の1億円との差額について,次のように得点(以下,価格点という)を付与する。

  • 提案価格が想定金額よりも低い場合には,想定金額との差額100万円につき,10点を付与する。ただし,  c  場合の問題を回避するために,価格点には上限を設け,提案価格が5,000万円以下の場合は,一律に500点を付与する。
  • 提案価格が想定金額よりも高い場合には,価格点は付与しない。

⑶ 提案内容と提案価格の総合評価
 ⑴及び⑵に従って算出された,内容点と価格点を合計した総合点が最も高い会社を委託先の第一候補とする。ただし,第一候補の提案価格が想定金額よりも高い場合には,提案価格を下げる余地があるかどうか折衝し,再提案を求めた上で,委託先の最終決定を行う。

設問2

〔委託先の選定方法の検討〕について,⑴〜⑷に答えよ。

本文中の下線②における,今回の選定方法の採用によるもう一つのメリットを,20字以内で具体的に述べよ。

U課長が,第二期システムの開発を考慮して,今回の選定では要求仕様の理解度及び記述内容の具体性の二つの評価軸を特に重要視して配点を高くした理由を,30字以内で述べよ。

U課長は,内容点に関する基準点をどのように使用することによって,適正な委託先を選定できると考えたのか。30字以内で述べよ。

本文中の  c  に入れる適切な字句を,20字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問2

・適正な金額の委託先を選定できる。
・競争原理によって発注価格を適正化できる。

XXX

・第二期システムの有力候補となる委託先を選定できるから
・着実に対応できる業務に精通した委託先を選定できるから

XXX

・内容点が基準点に満たない会社は選定対象外とする。
・選定のスクリーニングの基準として使用する。

XXX

・想定外の低い金額が提示された
・極端に低い金額が提示された

XXX