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情報処理技術者試験ナビ

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PM 22春 午後Ⅱ 問1

問題

システム開発プロジェクトのリスク対応計画について

 プロジェクトマネージャ(PM)には,システム開発プロジェクトのリスクを早期に把握し,適切に対応することによってプロジェクト目標を達成することが求められる。プロジェクトの立上げ時にリスク要因が存在し,プロジェクト目標の達成を阻害するようなリスクが想定される場合,リスクを分析し,対策を検討することが必要となる。
 プロジェクトの立上げ時に存在するリスク要因と想定されるリスクとしては,例えば,次のようなものがある。

  • 採用した新技術が十分に成熟していないことによる品質の低下
  • 未経験の開発方法論を採用したことによるコストの増加
  • 利用部門の参加が決まっていないことによるスケジュールの遅延

 PMは想定されるりスクについては定性的リスク分析や定量的リスク分析などを実施し,リスクを現実化させないための予防処置や,万一現実化しでもその影響を最小限にとどめるための対策などのリスク対応計画を策定し,リスクを管理することが重要である。
 あなたの経験と考えに基づいて,設問ア〜ウに従って論述せよ。

 

設問ア

 あなたが携わったシステム開発プロジェクトの特徴とプロジェクト目標について,800字以内で述べよ。

設問イ

 設問アで述べたプロジェクトの立上げ時に存在したリスク要因とプロジェクト目標の達成を阻害するようなリスクは何か。また,リスク分析をどのように行ったか。800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

設問ウ

 設問イで述べたリスク分析に基づいて策定した予防処置や現実化したときの対策などのリスク対応計画と,その実施状況及び評価について,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。

 

IPA公開情報

出題趣旨

 プロジェクトマネージャ(PM)には,システム開発プロジェクトのリスク要因とリスクを把握・認識し,適切に対応することが求められる。プロジェクトの立上げ時にプロジェクトの目標を阻害するリスクが想定される場合,リスク分析を実施し,予防処置や発生時対策などのリスク対応計画を策定し,リスクを管理することが必要となる。
 本問は,想定されるリスクの分析や対応策などについて具体的に論述することを求めている。論述を通じて,PMとして有すべきリスク管理に関する知識,実践能力などを評価する。

採点講評

 プロジェクト立上げ時に存在したリスク要因と想定したリスク,想定したリスクの分析に基づいて策定したリスク対応計画についての具体的な記述が多かった。しかし,リスク要因とリスクの定義を理解せずに混同し,想定したリスクの分析ではなく,既存のリスク要因についての分析の記述も見られた。日ごろから,言葉の使い方には気をつけるようにしてほしい。