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情報処理技術者試験ナビ

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PM 23特 午後Ⅰ 問4 設問1

問題

〔今季モデル開発で実施した品質管理〕
 競争が激化する市場にあって,製品の開発コストの抑制はX社にとって重要な経営課題である。ソフトウェアに関しても,より安く,より高機能・高品質なソフトウェアを開発するために,品質管理の高度化と生産性の向上が強く求められている。Y課長は今季モデル開発において,品質管理に関する次の3点の改善を計画し,実施した。

⑴ 従来は,各工程での欠陥摘出密度に着目して品質管理を実施していたが,新たに,欠陥が混入した工程(以下,混入工程という)に着目した分析を行うことにした。具体的には,当該工程で摘出した欠陥のうち,①当該工程よりも前の工程で混入した欠陥数を確認して,その数が計画値の120%を上回った場合には,原因を分析し,必要であれば品質管理上の対策を実施するというものである。 Y課長は,今季モデル開発の開発規模を40.0kステップと計画していることを勘案し,過去の類似プロジェクトで摘出した欠陥のデータを参考にして,今季モデル開発の工程別欠陥摘出計画を表1のとおりに作成した。

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⑵ 結合テスト以降で摘出した欠陥について,ドキュメントやプログラムの修正と,その再レビュー・再テストに掛かったすべての工数(以下,改修工数という)を,作業項目ごとに正確に集計し,記録した。Y課長は,改修工数の大きな欠陥について事後に分析を行い,同種の欠陥の再発防止策を立案することで,②今後の開発の生産性向上に役立てようと考えた。再発防止策は,混入させてしまった欠陥をいかにして摘出するかという観点と,欠陥の混入をいかにして防ぐかという観点の両面から検討する。

⑶ プログラム製造の工程で静的プログラム解析ツールを活用した。静的プログラム解析ツールは,プログラムを実行することなくソースコードを解析して,欠陥のおそれ,脆弱性,開発標準に対する違反などを指摘するツールである。Y課長は,次のような目的で,単体テスト前のソースコードに対して静的プログラム解析ツールを実行し,指摘に対応することを義務づけた。

  • 欠陥を早期に摘出すること。
  • ③処理結果や性能には影響しないので,テストでは検出しにくい欠陥を摘出すること。

設問1

〔今季モデル開発で実施した品質管理〕について,⑴〜⑶に答えよ。

本文中の下線①について,当該工程よりも前の工程で混入した欠陥数が計画値の120%を上回った場合に,Y課長がその時点で実施すべき品質管理上の対策を,15字以内で述べよ。

本文中の下線②について,Y課長が今後の開発の生産性向上に役立てられると考えた理由を,40字以内で述べよ。

本文中の下線③について,どのような特性の欠陥か答えよ。

 

解答例・解説

設問1

前工程の成果物の再レビュー

XXX

改修工数が大きい欠陥の予防・早期検出で,手戻りコストを低減できるから

XXX

・保守性に関する欠陥
・セキュリティに関する欠陥

XXX