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情報処理技術者試験ナビ

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PM 24春 午後Ⅰ 問1 設問2

問題

〔設計品質の状況〕
 B課長が,3月中旬に,外部設計の状況を確認した結果は次のとおりである。
 開発標準では外部設計に関して,レビューへの投入時間と指摘件数の基準値をプロジェクトごとに設定した上で設計品質を評価し,必要な品質向上対策を実施することを規定している。B課長は,類似プロジェクトの実績を基に,各成果物の1ページ当たりの許容投入時間の下限を3分,1ページ当たりの許容指摘件数の下限を0.16件,上限を0.24件とする基準値を設定していた。また,外部設計の各成果物は難易度に差がないので同じ基準値を適用することとしていた。B課長は,成果物の中で3月中旬までに完成した分の画面定義書,入力チェック仕様書及び帳票定義書のレビュー状況を確認した。確認結果を表1に示す。

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 B課長は,表1中の網掛け部分に着目し,各チームのリーダに説明を求めた。
 Dチームのリーダは,“画面定義書については,対象業務全般を熟知したメンバが作成に関与したので,指摘も少なく,短時間でレビューできたものと評価し,特段の対策は不要と考えた”と説明した。B課長は,基準値の考え方からすると,画面定義書だけ短時間でレビューできた理由の分析が不足していると考えた。そこで,Dチームのリーダに確認したところ,画面定義書のレビューを短時間で行えたのは,類似する画面が多かったので,複数の画面をまとめてレビューできたからであるということが分かった。
 一方,Eチームのリーダは,“帳票定義書については,業務を熟知した営業部のレビューアが多忙で,ほとんどのレビューに都度異なる代役が参加したので,その場で意思決定ができなかった。営業部での意見の調整後,再度レビューが必要となったのでレビューへの投入時間が増えてしまった。また,意見を調整した結果,取下げとなった指摘も誤って件数に含めていた。それを除けば許容範囲内である”と説明した。B課長は,Eチームのリーダに指摘件数の再集計及び品質評価のやり直しを指示し,その結果,帳票定義書の設計品質に問題がないことを確認した。また,開発標準のレビューに関するルールが守られずにこのような事態を招いたことへの対策として,“外部設計での  c  を向上させるために,レビューのルールを守るよう徹底してもらいたい”と営業部長に申し入れた。
 更にB課長は,指摘内容にも着目し,①外部設計のレビューにおける,要件定義の内容に起因する指摘の発生状況が,類似プロジェクトの実績と同程度であることを確認し,現時点では,要件定義工程に遡るような作業を行う必要はないと考えた。

設問2

〔設計品質の状況〕について,⑴〜⑶に答えよ。

B課長が,基準値の考え方からすると,画面定義書だけ短時間でレビューできた理由の分析が不足していると考えたのはなぜか。25字以内で述べよ。

本文中の  c  に入れる適切な字句を答えよ。

本文中の下線①における,要件定義の内容に起因する指摘とはどのようなものか。30字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問2

・各成果物に同じ基準値を適用しているから
・各成果物の難易度に差がないから

XXX

・レビューの効率
・作業の効率

XXX

・要件定義の内容に不明確な点があることによる指摘
・要件定義の内容に矛盾する点があることによる指摘
・要件定義の品質の確保が不十分であることによる指摘

XXX