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PM 24春 午後Ⅰ 問4 設問1

問題

〔意見交換ミーティングの実施〕
 K課長は,結合テストの終了が計画よりも大幅に遅れてしまった過去の事例を分析した結果,結合テストを計画どおり終了させるには,障害の多発や障害改修の難航などの理由によって工程完了期日に遅れてしまうおそれがある開発チーム(以下,遅延チームという)への対処が重要だと考えていた。そこで,全チームのチームリーダと主力メンバを招集して,遅延チームに関する問題点,体験について意見交換を行った。ミーティングでは,次のような意見が出された。

⑴ 遅延チームにかつて所属していたメンバの意見

  • 遅延を解消するために,他チームから応援メンバを入れて対応することがあった。しかし,応援メンバは開発する機能についての経験や知識がないので,応援メンバを受け入れても,①チームの生産性はすぐには向上せず,むしろ,一時的には低下することがある。そこで,工程の後半では,応援メンバを受け入れるよりも,現在の要員1人当たりの作業量を増やして対応したいと申し出ることが多かった。しかし,1人当たりの作業量を増やすと作業品質が下がり,結果として生産性が低下した。
  • 改修すべき障害が累積してくると,工程完了期日までに全ての障害を改修しなければならないというプレッシャーから,余裕のない改修完了予定日を設定してしまう。その結果,要員が焦って,改修ミス,デグレードを発生させ,当初設定した改修完了予定日に間に合わなくなることが多かった。
  • 当初設定した改修完了予定日に間に合わなくなったケースでは,遅れる可能性について,かなり前から察知していることが多かった。しかし,“改修完了予定日に間に合わせたい”,“他チームに迷惑を掛けたくない”という思いから改修完了予定日の直前まで頑張って,それでも間に合わない場合に見直しを連絡していた。
  • 他チームに依頼したい作業はいろいろあった。しかし,既に障害が多発して迷惑を掛けている他チームに,更に作業を依頼するのは気が引けて,ためらうことが多かった。

⑵ 遅延チームの影響を受けたことがあるメンバの意見

  • 遅延チームの障害改修が改修完了予定日までに完了しないと,自チームのテスト計画が変更になり,大きな影響があった。直前になってから間に合わないという連絡が来るので,計画の見直しがスムーズにいかないことが多かった。
  • 改修ミス,デグレード,当初設定した改修完了予定日に対する遅れなどに対して,遅延チームについ厳しいコメントをしてしまうことがあった。遅延チームのモチベーションを下げてしまったかもしれない。

設問1

〔意見交換ミーティングの実施〕について,本文中の下線①の事象はなぜ起こるのか。30字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問1

・投入直後は応援メンバの立上げの負荷が掛かるから
・応援メンバにプロジェクトの情報を伝える時間が必要になるから

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