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情報処理技術者試験ナビ

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PM 24春 午後Ⅱ 問3

問題

システム開発プロジェクトにおける利害の調整について

 プロジェクトマネージャ(PM)には,システム開発プロジェクトの遂行中に発生する様々な問題を解決し,プロジェクト目標を達成することが求められる。問題によってはプロジェクト関係者(以下,関係者という)の間で利害が対立し,その調整をしながら問題を解決しなければならない場合がある。
 利害の調整が必要になる問題として,例えば,次のようなものがある。

  • 利用部門間の利害の対立によって意思決定が遅れる
  • PMと利用部門の利害の対立によって利用部門からの参加メンバが決まらない
  • プロジェクト内のチーム間の利害の対立によって作業の分担が決まらない

 利害の対立がある場合,関係者が納得する解決策を見いだすのは容易ではない。しかし,PMは利害の対立の背景を把握した上で,関係者が何を望み,何を避けたいと思っているのかなどについて十分に理解し,関係者が納得するように利害を調整しながら解決策を見いださなければならない。その際,関係者の本音を引き出すために個別に相談したり,事前に複数の解決策を用意したりするなど,種々の工夫をすることも重要である。
 あなたの経験と考えに基づいて,設問ア〜ウに従って論述せよ。

 

設問ア

 あなたが携わったシステム開発プロジェクトにおける,プロジェクトとしての特徴,利害の調整が必要になった問題とその際の関係者について,800字以内で述べよ。

設問イ

 設問アで述べた問題に関する関係者それぞれの利害は何か。また,どのように利害の調整をして問題を解決したかについて,工夫したことを含め,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

設問ウ

 設問イで述べた利害の調整に対する評価,利害の調整を行った際に認識した課題,今後の改善点について,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。

 

IPA公開情報

出題趣旨

 プロジェクトマネージャ(PM)には,システム開発プロジェクトの遂行中に発生する様々な問題を解決し,プロジェクト目標を達成することが求められる。問題によっては,解決を図る際に関係者との利害の調整が必要になる場合がある。
 本問は,利害の調整が必要となった問題に対し,関係者とどのように利害を調整し,問題解決を図ったかについて工夫を含めて具体的に論述することを求めている。論述を通じて,PMとして有すべきプロジェクトの問題管理に関する知識,実践能力などを評価する。

採点講評

 プロジェクト関係者の間で対立した利害を調整しながら問題を解決したことについての具体的な論述が多かった。一方,利害が不明確あるいは利害が対立していない論述や利害調整という言葉を使いながら実態は単なる話し合いにすぎない論述も見られた。