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情報処理技術者試験ナビ

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PM 25春 午後Ⅰ 問2 設問3

問題

〔プロジェクトの実行計画策定〕
 S課長は,モニタリングシステムのスコープについて検討した。元々は,データ集計とレポート作成の機能だけのシステムを想定していたが,C社の社長の要望を実現するためには,業務プロセスの整理と,既存システムの改修もスコープに含める必要がある。そのためには,新たなステークホルダの参加を要求する必要があると考えた。また,開発の作業工数が大幅に増加するので,開発要員の追加が必要となる。C社の各事業部向けシステムの開発・改修などの業務は,R社が継続的に委託を受けており,次年度予算の決定を受けて,既に要員計画は固まっている状況である。S課長は,D部長からC社の各事業部に対して,協力を依頼してもらう必要があると考えた。
 スケジュール面からは,開発の前に,業務プロセスの整理と,既存システムの改修の仕様を確定する必要があり,その期間を2か月と見込んで,6月から開発を開始する方針とした。
 S課長は実際の開発工数を見積もるに当たり,新基盤への移行計画の進捗状況を確認することにした。C社のシステム部の回答は次のとおりであった。

  • W社のミドルウェアについては,現在検証中であり,まだ利用できない。
  • 現在,“新基盤を利用する場合の開発標準”を,3か月後の完成を目標に作成中 である。
  • C社内にW社のミドルウェアについて詳しい要員がいないので,W社から要員を 派遣してもらい,仕様を確認しながら検証を行っている。
  • W社のミドルウェアは最近リリースされたばかりであり,利用する予定の機能が正 常に動作しない事象が発生し,検証がなかなか進まない状況である。

 これらの確認結果を受け,S課長は,今回のプロジェクトに新基盤を採用した場合,開発要員の手配,システムの品質,開発スケジュールの観点でリスクを抱え込むことになるので採用すべきでないと判断し,代替案を検討することにした。
 S課長は,これらの検討を踏まえ,12月末完了を目標としたモニタリングシステム開発プロジェクトのプロジェクト実行計画を策定し,D部長に提案した。

設問3

〔プロジェクトの実行計画策定〕について,⑴〜⑶に答えよ。

S課長が考えた,新たに参加が必要となるステークホルダとは誰か。15字以内で答えよ。

S課長が考えた,D部長からC社の各事業部に対して,協力を依頼してもらう必要がある点とは何か。40字以内で述べよ。

S課長が考えた,新基盤を採用した場合に抱え込むことになる,開発要員の手配,システムの品質,開発スケジュールの観点でのリスクとは具体的に何か。それぞれ25字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問3

各事業部の業務担当者

XXX

・モニタリングシステムの課題に対応する改修業務の優先順位を上げてもら う。
・各事業部のシステム開発の計画を見直しモニタリングシステムに要員を割いてもらう。

XXX

開発要員の手配
・W 社のミドルウェアに詳しい要員が手配できない。
・新基盤の知識をもった開発要員を手配できない。
システムの品質
・ミドルウェア不具合により品質目標を達成できない。
・ミドルウェア不具合によりシステム品質が低下する。
開発スケジュール
・開発標準の完成を待つと開発着手が遅れる。
・ミドルウェアの検証が遅れ年内に開発完了できない。

XXX