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PM 25春 午後Ⅱ 問2

問題

システム開発プロジェクトにおけるトレードオフの解消について

 プロジェクトマネージャには,プロジェクトの遂行中に発生する様々な問題を解決することによって,プロジェクト目標を達成することが求められる。
 プロジェクトの制約条件としては,納期,予算,要員などがある。プロジェクトの遂行中に発生する問題の中には,解決に際し,複数の制約条件を同時に満足させることができない場合がある。このように,一つの制約条件を満足させようとすると,別の制約条件を満足させられない状態をトレードオフと呼ぶ。
 プロジェクトの遂行中に,例えば,プロジェクトの納期を守れなくなる問題が発生したとき,この問題の解決に際し,制約条件である納期を満足させようとすれば予算超過となり,もう一つの制約条件である予算を満足させようとすれば納期遅延となる場合,納期と予算のトレードオフとなる。この場合,制約条件である納期と予算について分析したり,その他の条件も考慮に入れたりしながら調整し,トレードオフになった納期と予算が同時に受け入れられる状態を探すこと,すなわちトレードオフを解消することが必要になる。
 あなたの経験と考えに基づいて,設問ア〜ウに従って論述せよ。

 

設問ア

 あなたが携わったシステム開発プロジェクトにおけるプロジェクトの概要とプロジェクトの制約条件について,800字以内で述べよ。

設問イ

 設問アで述べたプロジェクトの遂行中に発生した問題の中で,トレードオフの解消が必要になった問題とそのトレードオフはどのようなものであったか。また,このトレードオフをどのように解消したかについて,工夫した点を含めて,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

設問ウ

 設問イのトレードオフの解消策に対する評価,残された問題その解決方針について,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。

 

IPA公開情報

出題趣旨

 プロジェクトマネージャ(PM)には,プロジェクトの遂行中に発生する様々な問題を解決することによって,プロジェクト目標を達成することが求められる。
 本問は,プロジェクトの遂行中に発生したトレードオフの解消を伴う問題について,トレードオフの状態と解消策,さらに解消策に対する評価,残された問題,その解決策について,具体的に論述することを求めている。論述を通じて,PMとして有すべきプロジェクトの問題解決に関する知識,経験,実践能力などを評価する。

採点講評

 トレードオフの解消が必要になった問題に関し,トレードオフの状態と解消策,解消策の評価,残された問題とその解決方針については具体的な論述が多かった。一方,トレードオフという言葉を用いながら,トレードオフの状態が不明確な論述やトレードオフの状態でない問題についての論述も見られた。