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PM 25春 午後Ⅱ 問3

問題

システム開発プロジェクトにおける工程の完了評価について

 プロジェクトマネージャ(PM)には,プロジェクトの品質,予算,納期の目標を達成するために,プロジェクトの状況を継続的に評価し,把握した問題について対策を検討し,実施することが求められる。
 特に,各工程の完了に先立って,作業の実績,成果物の品質などの項目について,その工程の完了条件に基づいて評価する。また,要員の能力や調達状況などの項目について,次工程の開始条件に基づいて評価する。評価時に把握されるプロジェクト遂行上の問題としては,例えば,設計工程では,次のようなものがある。

  • 工程の成果物の承認プロセスが一部未完了
  • 次工程の開発技術者が,計画上の人員に対して未充足

 PMはこのような問題を把握して,次工程にどのような影響を与えるかを分析し,対応策を検討する。問題によっては,プロジェクトの納期は変えずにスケジュールの調整を行うなどの対応策が必要になる場合もある。そして,必要な関係者にその工程の完了及び次工程の開始の承認を得る。
 また,類似の問題が発生しないように問題の背景や原因を把握して,再発防止策を立案することも重要である。
 あなたの経験と考えに基づいて,設問ア〜ウに従って論述せよ。

 

設問ア

 あなたが携わったシステム開発プロジェクトのプロジェクトとしての特徴と,完了評価を行った工程の一つについて,その概要,その工程の完了条件と次工程の開始条件を,800字以内で述べよ。

設問イ

 設問アで述べた工程の完了評価の結果はどのようなものであったか。その際,把握した問題と次工程への影響,検討した対応策について,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

設問ウ

 設問イで述べた問題の背景や原因,再発防止策とその評価及び残された問題について,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。

 

IPA公開情報

出題趣旨

 プロジェクトマネージャ(PM)には,プロジェクトの品質,予算,納期の目標を達成するために,各工程の遂行に当たって,プロジェクトの状況を評価し,把握した問題について適切に対応することが求められる。
 本問は,PMが行った工程の完了評価の結果,把握した問題と次工程への影響,検討した対応策,問題の背景や原因を踏まえた再発防止策について,具体的に論述することを求めている。論述を通じて,PMとして有すべき工程の完了評価に関する知識,経験,実践能力などを評価する。

採点講評

 工程の完了評価の結果,把握した問題と次工程への影響,検討した対応策,問題の背景や原因を踏まえた再発防止策については具体的な論述が多かった。一方,工程の完了条件と次工程の開始条件が不明確な論述や,工程の完了評価以前に対処すべき問題についての論述も見られた。