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PM 26春 午後Ⅰ 問1 設問2

問題

〔人事部へのヒアリング〕
 K氏は,まず,既存のシステムの状況と現状の業務上の問題点を,人事部の担当者にヒアリングした。概要は次のとおりであった。

  • 社員情報システム:全社員の所属,役職職能資格などの情報を管理している。辞令の情報を基に人事部がデータを社員情報システムに入力し,マスタのデータベースとして他のシステムに情報を配信している。
  • 業務経歴システム:社員が,現在までに担当した案件の名称と従事した期間,業務内容,担当した技術分野などの情報を管理している。表計算ソフトを用いて作成された業務経歴記入シートによって社員から報告されたデータを,人事部で業務経歴システムに取り込んでいる。業務内容,担当した技術分野の記入方法は社員に任されていて,統一されていない。
  • 研修管理システム:社員が受講した研修や取得した公的資格などの情報を管理している。表計算ソフトを用いて作成された研修・公的資格記入シートによって社員から報告されたデータを,人事部で研修管理システムに取り込んでいる。研修や公的資格の名称の記入方法が統一されていないので,同一の研修や公的資格が異なる表記で登録されている場合がある。
  • 各記入シートは,表計算ソフトで作成したテンプレートに,社員が必要な情報を記入する形式であり,社員からは,記入の手間が掛かり,かつ,記入しづらいので改善してほしいとの要望が多数寄せられている。

 次にK氏が,人事部のN課長にヒアリングを行ったところ,現状の業務上の問題点は次の2点であった。

  • 社員からの報告が期末にまとまって上がってくることが多く,人事部での取込み作業が期末に集中して,負荷が高くなっている。
  • 人材に関するデータが複数のシステムに分散しているので,各部門からの問合せに対して個々のシステムから情報を集めなければならず,さらに,内容の確認に時間が掛かるので,問合せに対応できない場合が多い。

 N課長は,“現状の各記入シートの記入内容はそのままで,社員がシステムに直接入力することによって人事部での取込み作業がなくなる。また,各部門からの問合せにも新人材管理システムを検索するだけで対応できるので,短時間で対応できるようになる。これらのことを目指したシステム化計画である。”という考えであった。
 K氏は,人事部へのヒアリング結果から,現在,要求検討委員会に参加していないステークホルダの要望を仕様に反映させる必要があると考えた。また,この対応とは別に,N課長の考えでは,目指していることを十分に実現できないリスクがあり,対策の必要があると感じた。

設問2

〔人事部へのヒアリング〕について,⑴,⑵に答えよ。

K氏が,仕様に反映させる必要があると考えた,要求検討委員会に参加していないステークホルダの要望とは何か。35字以内で述べよ。

K氏は,N課長の考えでは,目指していることを十分に実現できないリスクがあると感じたが,そのリスクとは何か。また,必要な対策とは何か。それぞれ20字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問2

各記入シートが記入しづらいので改善してほしいという社員の要望

XXX

リスク:記入内容が統一されず確認に時間が掛かる。
対策:・各項目の記入方法を統一する。
   ・人材関連情報の項目と記入方法を整理する。

XXX