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情報処理技術者試験ナビ

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PM 26春 午後Ⅰ 問2

問題

プロジェクトの進捗管理に関する次の記述を読んで,設問1〜4に答えよ。

 P社は大手インターネット通販会社である。業容の拡大を目指し,ファッションを専門に扱うECサイトを運営しているE社に,先月資本参加した。P社は,来年度以降にE社を子会社化することになっている。子会社化に当たって,E社のシステム担当部門のマネジメント能力を把握し,最終的にはP社の標準のプロジェクトマネジメント体系に合わせるために,情報システム部のQ課長をE社に出向させた。

 

IPA公開情報

出題趣旨

 プロジェクトマネージャ(PM)は,システム開発プロジェクトにおいて,スケジュール計画を立案し,プロジェクトの進捗状況を適切に評価して,問題,課題及びリスクがある場合には,適切な対策を講じる必要がある。
 本問では,インターネット通販企業におけるシステム開発プロジェクトの進捗管理を題材に,進捗管理計画の立案,進捗状況の評価,問題発生時の対応について,PMとしての実践的な能力を問う。

採点講評

 問2では,進捗管理,資源管理,リスク管理の実務的な側面について出題した。進捗遅れとなり,プロジェクト全体に関わるリスクを抱えることになったプロジェクトのリーダについて,そのリスクを特定する設問に対する正答率は高かった。
 設問1では,“標準的なプロジェクトマネジメント体系に合わせる”というアドバイザの最終目的を明確に意識して解答してほしかったが,そこまで言及していない解答が多かった。
 設問2⑴は,親アクティビティの進捗率を算出するための加重平均の計算に,子アクティビティの計画工数ではなく所要日数を用いている事例を示して,正しい計算の方法を問うた。これに対し,“子アクティビティを単純平均にする”といった,親アクティビティの進捗率を正確に算出できない解答が散見されたのは残念だった。定量的な進捗の把握について,基礎をしっかりと再確認してほしい。