読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

情報処理技術者試験ナビ

当サイトは準備中です。

PM 28春 午後Ⅰ 問1 設問1

問題

〔現システムにおける作業の問題点と新システムの機能〕
 J社のプラントは,様々な種類の数多くの設備から構成されている。これらの一連の設備は広大な土地の中に分散して設置されている。現システムは,10年以上前に開発され,書類を使うことを前提に作業を実施しているので,最近では次のような問題点が顕在化している。

  • 作業指示に基づき日常点検を行う場合,事前に作業員が現場に行き,対象となる機器の位置や状態を確認した上で,必要となる点検のチェックリスト(以下,点検票という),マニュアルや設計図面などの書類を事務所に取りに戻らなければならない。
  • 日常点検の作業では,現場で点検票に結果を記録し,点検作業終了後に事務所に戻って現システムに入力し,作業報告書にまとめる。これらの一連の処理は,日中に点検作業を続けて行い,全ての点検作業終了後にまとめて現システムへの入力と作業報告書の作成という手順で行われることが多い。その結果,現システムへの入力は夜間にまで及ぶことが多く,入力間違いや入力の漏れが発生する原因となっている。
  • 若手作業員が日常点検を行う際,作業内容の不明な点を,書類を一緒に見ながらベテラン作業員に確認したい場合には,事務所に戻る必要があり,作業が非効率となっている。

 これらの問題点を解消するために,新システムでは,現システムの機能に加え,次の機能を実現する。

  • 点検票や日常点検時に必要なマニュアルや設計図面などの情報を,現場で必要に応じてタブレット端末で参照できるようにする。
  • 日常点検の履歴から,次回の日常点検の対象設備や点検項目を抽出し,適切な手順に沿ってリスト化した点検票としてタブレット端末に表示できるようにする。
  • 点検票の手順に従って日常点検の作業を確実に実施しながら,作業の結果をタブレット端末でチェックするだけで入力できるようにする。
  • 現場の作業員と事務所の作業員が,タブレット端末の通信機能を利用して,同じ情報を一緒に見ながら確認,質問,アドバイスなどの協働作業を行えるようにする。

 K氏は,今回のプロジェクトにおいては,通信機能を搭載したタブレット端末を活用した新たな日常点検の業務プロセスを導入する必要があると考えた。そこで,このことに起因する開発スケジュール面のリスクを軽減するために,早い段階からステークホルダの協力を得て,協働して開発を進めることにした。

設問1

〔現システムにおける作業の問題点と新システムの機能〕について,K氏が,開発スケジュール面のリスクを軽減するために,早い段階からステークホルダの協力を得て,協働して開発を進めることにした狙いを,30字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問1

新たな業務プロセスを早期に検証してもらうこと

XXX