読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

情報処理技術者試験ナビ

当サイトは準備中です。

PM 28春 午後Ⅰ 問1 設問2

問題

〔プロジェクトに対する要求事項〕
 K氏は,今回のプロジェクトでは,業務の特性から次のような要求事項を実現する必要があると考えた。

  • 機能要件への高い適合性の確保
     機能要件への不適合が,点検を行う設備に対する作業手順の間違いにつながる可能性もあるので,機能要件を明確にした上で,徹底した適合性の検証が求められる。
  • 日常点検作業を阻害しない操作性の確保
     作業員が日常点検を行う場合,様々な器具を使ったり,設備の操作を行ったりする。そのような状況でも利用できるように,作業員の作業を阻害しない操作性が求められる。
  • 現場と事務所間の協働作業の効率向上
     現場と事務所間で通信機能を活用した協働作業を実現することによって作業の 効率向上を図るために,現場の作業環境で確実に通信機能による協働作業が可能かどうかを検証する必要がある。現場と事務所の作業員の通信手順を設計段階で確立し,試用期間の中で検証する。
  • 情報セキュリティの確保
     可搬性を確保するために,通信機能を搭載したタブレット端末を導入するが,情報セキュリティの確保が必要となる。
  • データの整理・検証
     現システムのデータの完全性についての問題を解決するために,データの整理・ 検証を行う必要がある。

 K氏は,プロジェクト計画の策定に当たっては,これらの要求事項を十分に考慮する必要があると考え,図1のスケジュールを策定した。

f:id:honmurapeo:20161218222728p:plain

〔要求事項への対応〕
 K氏は,それぞれの要求事項に対し,次の対応策を講じることにした。

  • 機能要件への高い適合性の確保
     機能要件への高い適合性を確保し,最終的なビジネス上のリスクを回避するために,①総合テスト後に新システムの試用期間を設定して,改善した業務プロセスによる新たな実務の内容や業務フローに則した確認項目を充実させることにした。試用期間においては,日常点検の際に従来の書類を使用した作業と並行して,タブレット端末も利用し,新システムで新しい実務に則した作業が確実に実施可能かどうかを確認してもらうことにした。
  • 日常点検作業を阻害しない操作性の確保
     日常点検作業を阻害しない操作性を確保するために,設計段階でプロトタイプ による検証を行うことにした。タブレット端末に,従来及び新しい点検票のフォームを順番に表示し,②日常点検の現場で,作業員にあることを確認してもらうことにした。
  • 現場と事務所間の協働作業の効率向上
     ③新しい機能が現場作業の効率向上に確実に貢献することを確認するために,試用期間の中で,試行目的で移行したデータを用いて,実際の日常点検の作業環境において,タブレット端来を使ってもらうことにした。
  • 情報セキュリティの確保
     ④情報セキュリティ面のリスクを回避するために,タブレット端末にデータを保存させない機能を追加することにした。さらに,タブレット端末にICタグを貼付して,管理を徹底することにした。
  • データの整理・検証
     現システムのデータの完全性についての問題によって,新システムで発生する可能性があるリスクを回避するために,⑤現システムのデータの整理・検証を徹底して行うことにした。

設問2

〔要求事項への対応〕について,⑴〜⑸に答えよ。

K氏が,本文中の下線1を行うことによって回避しようとしたビジネス上のリスクを,30字以内で述べよ。

K氏が,本文中の下線2において,作業員に確認してもらおうとした内容を,30字以内で述べよ。

K氏が,本文中の下線3において,現場作業の効率向上に確実に貢献することを確認しようとした内容を,30字以内で述べよ。

K氏が,本文中の下線4において,タブレット端末にデータを保存させない機能を追加することによって回避しようとしたリスクを,30字以内で述べよ。

K氏が,本文中の下線5の対策を行うことによって回避しようとした,新システムで発生する可能性があるリスクを,35字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問2

作業手順の間違いでプラントを停止させてしまうこと

XXX

日常点検の作業を実施しながら利用が可能であること

XXX

事務所に戻らずに作業を完了することができること

XXX

タブレット端末の紛失や盗難による情報漏えい

XXX

入力間違いのデータが移行され,正しい点検票が表示されないこと

XXX